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「なんで私だけ?」健康診断で引っかかった悪玉コレステロール…若くても油断できない理由

こんにちは、はっちゃんです!

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高いと指摘されてからは、実家の母も協力してくれて、なるべく和食中心、野菜たっぷりの食事を心がけました。

運動も、元々あまり得意じゃなかったんですけど、YouTubeを見ながら筋トレしたり、毎日じゃなくても、”「できる時に!」”って感じで30分くらいウォーキングしたり。

でも正直、平日の仕事終わりはクタクタで、なかなか運動まで手が回らない日も多かったですね…(汗)

そして半年後。ドキドキしながら病院で再検査を受けました。

「きっと下がっているはず!」そう思っていたんですが…結果は、悪玉コレステロールの数値は相変わらず高いまま。

それでもまだこの時は、「じゃあ、これからも食生活に気をつけましょうね。」という感じで診察はあっさり終了。「えっ、何で変わってないの?」と思いつつ、特に症状はなかったので、「まあ、いっか。」くらいの感覚で、正直あまり気にしていませんでした。

【「遺伝なの?!」衝撃の家族性脂質異常症】

でも、そこから毎年、健康診断では必ず悪玉コレステロールの数値で”「要精密検査」”の通知が来るように…。「またか~。」正直、病院に行くのが面倒だなって思っていました。

最初の受診から2年が経った頃、先生から”「コレステロールが高いのは、もしかしたら家族性かもしれないね」”と言われたんです。

実は、父が同じ病院に心筋梗塞や糖尿病で通院していて、父方の祖母も悪玉コレステロールの数値が高かったらしい、と。

「え、コレステロールって遺伝するの?!」

先生の一言に、本当に驚きました。でも同時に、ずっと感じていた違和感、「わたし、痩せ型だし食事にも気を遣っているのに、なんでだろう?」が、”「あ、そういうことか」”ってストンと腑に落ちたんです。

だけど、私の兄弟は誰もコレステロールで引っかかっていなくて、私だけ。

同じ兄弟でも、遺伝する人としない人がいるんだって知って、”「なんで私が…最悪!」”って正直な感想でしたね。

【放置すると危険!脂質異常症ってどんな病気?】

「でも、これって本当にヤバいことなの?」って思いましたよね。

悪玉コレステロールが高い状態が続くと、血液中の悪玉コレステロールがどんどん増えて、血管の壁にべたべたと付着してしまいます。

そうすると、血液が流れる血管が塞がっていき、血管が狭くなったり、硬くなったりして”「動脈硬化」”という状態に。この動脈硬化が、実は脳梗塞や狭心症、心筋梗塞といった、命に関わる大きな病気につながる可能性があるんです。

健康診断で「要精密検査」と出たとき、正直、

面倒だな…症状もないし大丈夫だろう

なんて半信半疑でした。でも、今振り返ると、あの時ちゃんと病院に行って、自分の体の状態を知ることができて本当に良かったなって心から思います。

家族性と診断されて、薬での治療

私の場合、家族性の脂質異常症だったため、どれだけ食事や運動に気を付けても、残念ながら数値の改善は見られませんでした。先生からは、”「薬を飲むしかないね」”と言われたんです。

ちょうどその頃、夫と婚約していた私に、先生がこんな提案をしてくれました。

「妊娠するとコレステロールの薬は飲めなくなるから、結婚して本格的に妊活を始める前に、今のうちに薬でコレステロール値を下げておこう。」

この一言で、”「あ、ちゃんと未来のことを考えて治療してくれるんだな」”と安心できました。そして、その日から私はコレステロールの薬を飲むことになったんです。それからは、毎月病院に通院し、時々血液検査をしてコレステロールの数値が下がっているか診てもらうようになりました。

私の経験を通して伝えたい事があります。もし、悪玉コレステロールの数値が高いと指摘されたら、「症状がないから大丈夫」と決して軽視しないで欲しいんです。特に20代、30代は「まだ若いから」「元気だし」と思いがちですよね。私もそうでした。でも、放っておくと後で取り返しのつかない病気につながる可能性もゼロではありません。

「コレステロールが高いって言われたけど、どうしたらいいんだろう?」

「家族に脂質異常症の人がいるから心配…」

もしあなたがそんな風に思っているなら、ぜひ一度、勇気を出して病院を受診してみてください。私のように、遺伝が関係している可能性もありますし、あなたの生活スタイルに合わせたアドバイスや治療法が見つかるかもしれません。

少しでも気になることがあれば専門家(お医者さん)に相談して、あなたの不安を解消してくださいね。

きっと安心して毎日を過ごせるようになりますよ。

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